名古屋で発見!古き良き風景「四間道」&「円頓寺商店街」その1
- casaboheme0627
- 2020年8月31日
- 読了時間: 5分
更新日:2020年9月21日
名古屋駅から徒歩15分ほどでタイムスリップしたような感覚になる、時間がゆったり流れる四間道。そこからふらっと通り抜けれる円頓寺商店街をレポート。第一弾は四間道!

皆さまこんにちは!カサボエームでございます。
まだまだ暑い季節いかがお過ごしでしょうか。コロナのためお家でのんびりしたりするのも少し飽きてきた今日この頃。
近場で小旅行気分に浸りたい、「派手に遊ぶ!」というよりものんびりとしたノスタルジックなどこか懐かしいあの頃に戻りたい…そんな方に知っていただきたいスポット四間道と円頓寺商店街へ行ってきました!まず第一弾は四間道!
四家道への行き方
四間道へは桜通線 国際センター駅2番出口が最寄りで徒歩8分ほどで到着します。国際センター駅は名古屋駅から徒歩5分ということで今回カサボエの住人たちは名古屋から四間道を目指します。名古屋駅から四間道まで徒歩15分です。
以下、その足取りを一口メモとともに解説。
①名古屋駅「桜通口」(高島屋側の出口)を出て、第名古屋ビルヂング方面へ向かいます。
ロータリーのモニュメントは今日もきれいに輝いてます。(モニュメントの名前は飛翔」です)

②そこからまっすぐ歩くとジュンク堂があります。
ジュンク堂を振り向き様にパチリ。まだまだまっすぐ歩きます。
この道は桜通という名前で、大きい通りなので迷いにくいです。

③そのまま直進して行き、高速道路をくぐります。泥江(ひじえ)町の表記がある交差点を渡ります。
「どろえ」と読まないのは昔、泥を「ひぢ」と読んでいたからこの読み方になったのだとか。
「ぢ」と「じ」の発音はほとんど同じになっているので使いやすい「ひじえ」に
表記が変わったのかなと思います。
「泥」とつく名前の通り、この辺りはぬかるみのある湿地帯だったそうです。

④先ほどの泥江町交差点を渡るとありました!「四間道」の標識!
まっすぐの表記ですがここを左に曲がります👈
日本の表記あるあるですが、「SHIKEMITI ROAD」となってます。「ROAD」いるのかな?

⑤高速道路沿いをまっすぐ進んで行くと、右手に吉野家が見えてきます。
それを通り越すとまた四間道の標識が見えてきます。
この標識が見えた所を右に曲がって細い小道を通り抜けると四間道の浅間神社へ到着します!

■浅間神社について

浅間神社は四間道の南端にある神社です。
安産や縁結び、酒造と火の神様である木花開耶媛命(コノハナサクヤヒメノミコト)を主祭神とする
古社ですが、建立の時期は不明の神社です。
境内には樹齢300年以上のクスノキやケヤキがあります。
本当に立派な木に囲まれている神社で、外は炎天下なのに境内に入ると木陰だからなのか、
神社の物パワーなのかひんやりと涼しくなりました。
都会なのに木に囲まれているから小さいけどのんびりしたくなるスポットです。

手水舎も大きな石を使用していて味があります。
いよいよ四間道ぶらり♪
■四間道

先ほどの浅間神社の鳥居を出て左を向くと四間道があります!
この辺りは1605年の江戸時代初めに名古屋城を建てるとともに栄えていった商人町です。
四間道は、元禄13年(1700年)の大火の後、防火の目的と旧大船町商人の商業活動のため、
道路幅を四間(約7メートル)に広げたので、その名前がついたといわれています。
石垣の上に建つ土蔵群と軒を連ねる町家が通りに面して建ち並んでいる現在の四間道の景観は、
元文年間(1740年頃)に形成されました。
参考:四間道 ご案内
大火の被害を防ぐためにこのように東側の通りの建物は石垣の上に建てられています。

また、老舗のお菓子屋さんの他に雑貨屋さんやレストラン、カフェなどが
改装された古民家にオープンするなど、どこか懐かしいけど新しい活気のあるエリアになります。
印象としては古民家がずっと続いているというよりはちょこちょこ普通のお家もあるので、
京都とか金沢の古民家の通りを思い浮かべるとイメージが違ってしまうかもしれません。。。
ただ、そういうところだからこそ自分好みのお店を見つけたくなる場所です^^

ここではしゃぐ住人達をパシャリ。

また四間道を左に曲がると何やらそそられる小道が。ふと見ると子守り地蔵の看板。

突き当りを右に行くとお地蔵さんがいらっしゃいます。

このお地蔵さんは1707年に作られた後、事故により150年程埋まっていた所を井戸を掘り起こす際に発見されてからは、近隣の住民の方々に信仰されているそうです。
お地蔵さんにご挨拶とお参りをしたところで、涼を求めて先ほどの通りにある喫茶店「ニューポピー」さんへお邪魔しました。

入口に生花が活けられててなんとも心が安らぐ憩いの場です。

お店は古民家を改装したようで純喫茶のような懐かしく落ち着く雰囲気で、コーヒーをいただきました。

木のぬくもりが感じられて純喫茶のような雰囲気もありつつ、
北欧風インテリアがいいアクセントになっている内装で、本当に素敵な空間でした^^
お話を伺うと、オーナーさんのお母さまが「ポピー」という喫茶店を営業されてて、
四家道でリメイクしたのがここ「ニューポピー」なのだとか。
皆さんもぜひこのノスタルジックな空間に入り込んでみてください♪
ちょっと元気が出た所で、プラプラして小道に入ったりすると…
ボルダリングができる施設があったり、段々と深堀していきたいスポットです。
この日は月曜日であまり開いているお店がなかったので、今後もちょこちょこ掘って行きますよ~♪
そしてそのままずんずんと北に円頓寺商店街があります。
これ以上書いたらただでさえ長くなってしまうので…次回は円頓寺商店街編をお送りします。
本当に近いので、一緒に廻ることをおすすめします!
次回も写真多めでお届けいたします!
長文を読んでいただきありがとうございました。
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